2026

非常に悪い

180日、90の点、115本の矢印。矢印は出ていくばかりで、返ってこない。

2026-01-01 累計 0 SPEED
180日間にわたる90件の記録のあいだで、最低評価が一方向にのみ交わされる様子を三次元で表した図です。

DRAG TO ROTATE / WHEEL TO ZOOM

これは何か

中古車の卸売をしていると、取引の相手を事前に調べる機会が毎日あります。相手に最低評価が付いていれば、そこを開いて読む。読んでいるうちに、その評価を書いた人の側も開いてみたくなる。辿っていくと、同じ人が何十件も書いていることがあります。

最低評価は、付けられた側の性質として表示されます。件数が並び、文面が並ぶ。しかし付けた側から数え直すと、まったく違う分布が出てきます。ごく少数の書き手が全体の大半を生産している。ある人に3件付いているという事実は、その人が3回何かをしたということかもしれないし、地雷を3回踏んだということかもしれない。表示からは区別がつきません。

見えるもの

再生すると、平坦だったはずの記録に山と谷が現れます。何ヶ月も何も起きず、ある数日に一箇所から一斉に矢印が走る。書いた側の感情は数日で終わっていて、それでも撃たれた印は消えずに増え続けます。

そして、返ってこない。戦線と呼べるものはどこにも形成されません。回してどの角度から見ても、矢印は一方向にしか出ていない。攻撃の図に見えて、これは戦争ではありません。

誰が誰かについて

この図に識別子はありません。点は連番ですらなく、ただの配列の位置です。名前を消したのではなく、最初から名前を持たない形で書き出しています。誰かを指し示すためのものではないので、指し示せないように作ってあります。

配置に地理的な意味はありません。関係の近さがそのまま距離になっているだけで、球は釣り合いの結果です。掴んで回すことはできますが、動かすことはできません。

制作
2026年
形式
Canvas 2D、力指向配置、three.js 不使用
データ
合成データ。実在のアカウント・評価とは一切対応しません。
再現
配置の初期値は固定シード。graph.json と同梱のスクリプトから同じ図が得られます。